甘い体温②・前編・


う、嘘!


すごい!



「キレイッ!」



目を開けた瞬間飛び込んできた光景に、私はもう歓喜の声を上げずにはいられなかった。


だって…



「すごい、すごい!何ここ!」



目の前に広がっていたのは辺り一面に散らばる壮大な夜景。


見上げれば澄み切った夜に浮かび上がる最高の星空。


キラキラとまるで宝石が散りばめられたみたいにグルッと一面が綺麗に輝いてる。


しかも、足元は全面芝生になってて、ごろんと横になることもできる。


おまけに所々にはちゃんとベンチなんかも装備されていて、もうすごいとしか言いようがない!


さっきまでの薄暗い不気味な雰囲気がまるで嘘のよう。



「ねぇ、これって」



これってまさに。


夜景スポットってやつ!?