甘い体温②・前編・


「なんなら隣のベッドに移動する?」



陽生はそう言って隣の部屋に視線を向ける。


そこは何を隠そう、少し前、私が倒れた時に運び込まれたちょっとした仮眠室。



「あ……」



焦る私。


たまらず抗議しようとしたのに、それは遮るように耳元に熱い吐息がかけられた。



「そろそろ我慢の限界なんだよな」


「へっ?」


「今まで我慢した分思いっきり抱かせてもらおうか?つーか抱くぞ」



言い終わる前に耳元にキスが落とされる。


素早く服の中に手が入ってきて、私は声にならない声を上げた。



「ちょっ…」



本気!?