「スッキリしたろ」
「えっ…」
「俺に全部吐き出して、だいぶ胸の突っかかりが楽になったんじゃないのか?」
陽生が私の胸元をトントンと叩き、ニッと口の端を上げる。
ほんと、全てお見通しって感じ。
見事に胸の内を見透かされてる。
だって、その通りだから。
実際、壊れて泣いて、思いっきり胸のうちを叫んだら驚くほど気持ちが楽になったんだ。
「もう俺の前で無理して大丈夫だなんて言うな」
「…うん……」
素直にうなずくと、目の前がうっすらとぼやけて見えた。
やっぱり陽生には敵わないな。
また、助けられちゃった。
陽生に助けてもらっちゃったんだ。私…



