……私ってば何やってるんだろ。
浴室に入るなり、はぁ…と思わずため息を吐いた私
壁に寄りかかり、シャワーを浴びながら力無くうな垂れる
少し冷静さを取り戻しつつも、心のモヤモヤは増える一方だった。
……正直おもしろくない。
あの2人のやり取りを見ているとどうしてか、自分の意思に反して胸がキリキリと痛むんだ。
だって、何だかんだ言いつつも、あの2人ってば仲がいいんだもん。
そりゃあね。身内だし、今まで言いよって来た他の女とは違うってことぐらい私にだって分かるよ。
陽生だって沙希に対して一定の距離を置いてるっていうのはあの態度を見てれば分かるし。
……でも。それでも、面白くないものは面白くない。
当然だけど私には入り込めない絆みたいのがあって。
それをまざまざと見せつけられているきがして……
……嫉妬。
そうだよ。
認めたくないけど、私は沙希に嫉妬してるんだ。



