甘い体温②・前編・


「あんまり集中できないようなら今日はもうやめとくか、ここのところずっと頑張ってるし、たまにはゆっくりするのも大事だぞ」



優しく笑う陽生。


頭をポンポンされて、そのままグイっと引き寄せられた。



「今日はもうゆっくり休めよ、明日また頑張ればいいだろ、な?」



そっと髪をとかす陽生の手。


耳元で囁かれる声は相変わらず心地よくて、自然と気持ちが温かくなっていく。



やっぱり、陽生の胸は居心地がいい。


このままぎゅっと抱きしめてもらいたいな。なんて不意に思ってしまう。



最近陽生とゆっくりコミニュケーションをとれてないせいか、なんだか無性に甘えたい気分だった。