甘い体温②・前編・


小声でちらっと見た私に、陽生がは?って顔で目をパチクリさせた。



「お前なぁ……」



あ、やばっ。私今まずいこと言った?


言ったよね?


慌てて口元を押さえたけれど、すでに遅し。


目の前の綺麗な顔がみるみると歪んでいく…


ま、まずい…



「えっと…」


「ふーん」



突然手を掴まれ、体を引き寄せられる。


メガネ越しから見える瞳がキランと怪しく光って見えて…



な、何??


体をビク付かせると、耳元に低く熱い吐息がけられた。



「そんなにお望みならしてやろうか?今ここで、いつものように」