そう思った瞬間また、胸が苦しくなった。
日に日に強くなっていくこの思い。
この気持ちをどうにかしたくて、たまらず伸ばした腕を陽生の首に絡めようとして……何故か、勢いよくそれを陽生に阻止された。
「ちょっと待て」
「え?」
「今、なんつった?」
ガバっと勢いよく顔を上げた陽生が突然私を見た。
「元カノが…何だって?」
そう言って、心底驚いたような顔でじっと私を見下ろしてくる。
その瞳はいつになく真剣で…
「あ、うん。その前の彼女はスッチーなんだよね?」
そんな陽生に気にもとめず、あっけらかんと言葉にした私。
その一言に、陽生の顔がサーっと青ざめていくなんて思いもせずに…



