「え…えっと」


「だーかーらー!あんたがシンデレラなのかって聞いてんの。」



さっきまでのおしとやかさはどこに行ったの?

さっきの人と別人じゃない!!




そんなことを思っていましたが

女の人の鋭い視線に気付いて慌てて返事をしました。



「えっと…私がシンデレラです」


「やっぱりあんたなんじゃない。手間かけさせんじゃないわよ」



そう言うとお嬢様はスタスタと歩き出してしまいました。