そう私は思わずにはいられなかった。 『ごめんね。待たせちゃって!』 『俺、もっと頑張るから。頑張って、お父さんに認めてもらうから。』 孝治は真剣な眼差しで、私を見つめていた。 『うん。頑張って。あ!トイレ行ってくるね。』 私は孝治に言って、その場を離れた。 一人になって考えたかった。 気付かぬうちに父の病状がそんなにも悪化していたなんて…。 私はこれから、どうしたらいいのだろう。