『昔、1人でぶらっと来たんだ。あのさー!順番はおかしいかもしれないけど、俺と結婚してほしい。俺とお前と沙知絵ちゃんとお腹の子と4人で暮らそう?』 孝治は車に積んであった景品のブランド財布を手渡してきた。 『沙知絵もお腹の子も、平等に大切にしてくれる?』 『もちろんだよ。ちゃんと、お前の親にもそう言うつもりだから。仕事も辞めていい!俺が養ってく!だから、家にいてほしい。』 孝治のプロポーズの言葉。 『わかった!』