スーツを着た1人の男の人が 倒れているわたしに 手を差し伸べている でも この人 めちゃくちゃカッコイイんだけど//// 黒の髪は無造作にセットしてあって 小さい顔に クリクリした目 唇が薄くて すごく細い… 「…大丈夫??」 その男の人は 硬直していたわたしに 不思議そうに声をかけた。 「あっ、いえ…大丈夫です。すいませんでした」 わたしはその手をとり 起き上がる