{擬似恋教師}


俺の名前は橘祐樹(タチバナユウキ)。



今日は高校の入学式。
これから俺の…華の高校生活が始まろうとしている…―。







―新入生入場。




俺達新入生は、
吹奏楽部の演奏に合わせて、体育館へ入る。





俺は内心「ダリィ。。」と思いながらも、
これから始まろうとしている高校生活に喜びを感じていた。





入学式が終わり、俺達はそれぞれの教室へと戻った。



『あ~めっちゃダルかったわ。』

「せやな。」




俺の問いかけに答えたコイツは、軽部聖也。

コイツとは小学校中学校と一緒で、
ついには高校まで一緒になってしまった。。。




でも…俺には、いないといけない存在。
大切な友達。親友だ…―。