「き…きいくん…」 あたしが止めようと声をかける前に どかっ という音と ぐへっ という声が零れた。 「はぁ……はぁ……」 そこには肩を上下させて息をするあかねちゃんと つぶれた蛙のようにぐでっと床につっぷしているきいくん。 「俺に近づいていいのは女とかわいい翠だけだっ」 うん、それもどうかと思うけど。