3COLORS


「き…きいくん…」

あたしが止めようと声をかける前に

どかっ
という音と
ぐへっ
という声が零れた。


「はぁ……はぁ……」

そこには肩を上下させて息をするあかねちゃんと
つぶれた蛙のようにぐでっと床につっぷしているきいくん。


「俺に近づいていいのは女とかわいい翠だけだっ」

うん、それもどうかと思うけど。