朝から、どうやら、
美咲をフったらしい。

というか、無視したらしい。

『あとで、悠斗に言っとくから…ね?』

「そんな事したら…うち嫌われちゃうよー…泣」

(じゃあ、どうすれば…)

「悠斗…照れてるだけだよ^^」

横から真人が言ってきた。

「そうなの秋山くん!?」

(真人にしてはめずらしい事言うなあ…)

「うん。それに、悠斗、恋愛に興味ないし^^」

「………泣」

『ちょっ…、真人!!』

(なにを言いだすかと思えば…!!もっと気づかいなさいよーっ!!)

「あ!!ごめん!!そんなつもりで言ったんじゃ…」

急いで、弁解しようとする真人。

「うぅ~…秋山君のバカあ!!泣」

(あ~あ…。)