「イツキ、来て」
杏の胸に、頬を寄せる樹。
杏は樹の頭を優しく撫でる。
彼は安らぎの中、瞳を閉じる。
ほんの少し、時は過ぎ
沈黙が続く。
「イツキ、寝ちゃった?」
「いや、起きてるよ」
「イツキ、わたしね
幼馴染の・・・」
樹は起き上がり、シャツを
とり着る。
そして、杏にも自分のシャツ
を渡した。
「ありがとう・・・」
「杏、何も言わなくていいよ
また、ここから始めよう」
頷いた杏は、樹のシャツを
身に纏う。
樹は杏のボタンをひとつずつ
かけていく。
「イツキ
お父さんはもう、絶対に
私達の事を許してはくれない
・・・」
杏の胸に、頬を寄せる樹。
杏は樹の頭を優しく撫でる。
彼は安らぎの中、瞳を閉じる。
ほんの少し、時は過ぎ
沈黙が続く。
「イツキ、寝ちゃった?」
「いや、起きてるよ」
「イツキ、わたしね
幼馴染の・・・」
樹は起き上がり、シャツを
とり着る。
そして、杏にも自分のシャツ
を渡した。
「ありがとう・・・」
「杏、何も言わなくていいよ
また、ここから始めよう」
頷いた杏は、樹のシャツを
身に纏う。
樹は杏のボタンをひとつずつ
かけていく。
「イツキ
お父さんはもう、絶対に
私達の事を許してはくれない
・・・」


