眠れる筈…ない。
「もう…今日は色んな事がありすぎだよ…―」
アタシはベットから起き上がり、ケータイを見た。
メールが2件きていた。
貴一と…
それから悠也。
珍しいな。
悠也からメールがくるなんて。
ピッ
《最近、なんか変わった事ない?》
…ん??
悠也は何が言いたいの?
《別にないけど…どうして?》
アタシは心配をかけないためにお母さんの事は言わないでおいた。
《いや。ないならいいんだ。》
《分かった!じゃあまた明日ね♪》
《うん。また》
ピッ
次に貴一からのメールを見た。
《お母さん大丈夫そ?》
貴一には…
たくさん心配をかけた。
《うん!明日また行ってみる》
《そっか。じゃあまた明日な!》
《またねっ》
「ふわぁ〜っ」
メールをしたら、急に眠たくなった。
いつの間にかアタシは眠ってしまっていた。

