どうしよ!
わー!!
勢いでキッ…キ…
キキキ…
キスしちゃった!!!
「うあーーっ!」
アタシは叫びながら走って家に帰った。
バタンッ
「たっ…ただいま」
「亜希お嬢様っ!」
すると藤村がアタシの所へ来た。
「どうしたの、藤村。」
「お母様がっ…事故に遭われて…」
「…え」
それを聞いてアタシはふと父の顔が浮かんだ。
「今朝、仕事でトラブルがあったようで急いでいたそうで…」
「藤村…早く病院につれてって!!」
「はい!では車で。望お兄様は先に行っておられます。」
「分かった」
ブロロロロッ
お母さん…
お母さん…
無事でいて…―

