美沙の意見がとおるのはそんなに嫌か! アタシも嫌だけど! 「では、ピアノ伴奏やってくれる人は…」 「はい!やります!」 また美沙か。 ピアノ得意なんだよね。 「じゃあお願いしようかしら。」 「はい♪」 美沙はグランドピアノへ行った。 ♪♪〜〜♪〜〜 シンセとは違って、フワッとした感じだった。 「歌える人は歌ってください」 高久保先生はピンポイントでアタシと貴一を見た。 「くだんね…誰がアイツのピアノで歌うか。」 正当! 「アタシもシンセの方がいーわ。あとギターないとムリ!!」 ガタッ