アタシは授業中、ずっと考えていた。 放課後 アタシは考えても何も答えは出なかったので、貴一の過去は気にしないようにした。 「貴一、部室いこう♪」 「おう」 アタシの所属している軽音部は第4大音楽室。 音の響きがすごくいい。 キイッ… 「どーぞ!」 「ども」 部室にはもう数人集まっていた。 「あっ!そうそう。アタシ、ちなみに部長!」 「え…そうなの!?」 貴一は驚いた様子。