先ほど温めた夕食をもう一度温めため直し、口に運ぶ。

特別な会話など無いまま、食べ終えて部屋へと戻って行ってしまった。

何よ…

何なのよ!

抱きしめられた余韻が今もまだ躰に残っている。

杉本にしたら、挨拶代わりに抱き合うのかも知れないけど…

そんな簡単なものじゃないんだから…