今まで寝たことのない高級ベッドのせいか、深い眠りにつけず結局朝を迎えた。

確実に寝不足だよ…。


重たい体を起こして、ダイニングルームらしき所に向かう。


「あ、おはようみっちゃん。早いね」

どうやら、まだあっくん達は寝ているらしく、そこにははーちゃんしか居ない。


「そう?あんま寝れなくて」

「そっか。じゃあさ、陽先輩起こしてきてよ。お姉ちゃんもそろそろ起きてくるだろうし」


「うん」


確か、あたしの部屋の隣だったよね?

迷子になりそうになりながら、部屋の前に着いた。