「あ、はじめまして」 車に乗せてもらうと、運転席に凄いオーラを放っている人がいたため、一応挨拶。 「…よろしく」 不機嫌なようで、オーラがさらに怖い。 「あたしのお姉ちゃん。…時間にルーズだから。すぐに直るんだけどね」 はーちゃんの笑い声を聞くと、昔を思い出す。 小学生の頃から身長は高かったけど、今はその頃よりももっと伸びてる。 「はーちゃん、身長何センチ?」 「最近図ってないけど170あるかないかかな~」 「なんかスポーツしてた?」 「バスケットを少し…ね」