「幼なじみを辞めよう」 あっくんに言われた言葉。あたし自身が望んだことだけど、…胸の痛みがますます激しくなるばかりだ。 「あ~あ。もう…終わりだ。」 誰も居ない部屋で呟いてみる。誰から返事が返ってくるわけもなく、また寂しさが募ってくる。 こんな時、いつもあっくんが電話をかけてきてくれた。 あたしが寂しい時、いつもそばに居てくれた。 失ってから気付く、大切さ。 今ごろ気付いちゃった… あたし、あっくんが好きなんだな。