ヨ「あ、リウ!食えよ!めちゃくちゃ美味いから!こっちに来い!」



…ギャーッ!!!
なんかグロい!
口から出てる!なんかグロいのが!!



口いっぱいに得体の知れないものを放り込んだヨクがあたしに笑いかけてくる。



笑いかけてくれるのはとても嬉しいのだけれど…



そんなグロいものを口いっぱいに詰め込んだ人のところになんか行きたくないッ!



リ「あ、はは…あはは。え、遠慮しとくよ、ヨク」



ヨ「なーんでだよー!」



あんたが変なものを手に持って手招きなんてしてるからだよ!!!!!



なんなんだ。
その、手とも足ともいえない…妙に不気味な物体は。



苦笑しながらあたしは近くにあった椅子に腰掛けた。ガリュウもそれをみかねて、あたしの横に座っている。



ヨ「ガリュウ、リウのこと独占しすぎでしょ!」



ガ「…なッ…そ、そんなんじゃねぇよッ、バァーカ!」



…バァーカって…



子供か。