ガ「リウ!なに、顔赤くしてんだよ!」



リ「ガ、ガリュウの方が赤いし!」



ロ「初々しいね」



~…ッ!!



ガ「だぁっ!ロク黙れ!それより、異世界のことを早く話せ!」



ガリュウはそう叫ぶと、不機嫌です!とでも表すようにあたしが先ほどまで寝ていたベットにドカッと腰掛け、軽く舌打ちをしている。



ロ「…相変わらず、短気だな、ガリュウは。さて、リウ、なにが聞きたいんだ?」



軽く溜め息をつきながら言うロク。あたしはそんなロクの言葉にハッと気づいたように顔をあげ、熱くなった顔を手で仰いだ。



ロ「リウは異世界から来たんだろう?間違いないんだろう?」



すぐさま、表情を険しくするロクにあたしはビクッと身体ビクつかせる。



リ「は、はい!間違いないです!」



あたしのこの言葉を聞いた刹那、ロクは淡々と…話し始めた。