真理奈と涼太郎は、跳びはねて喜んでいた。



私達は、と言うと。

「アリス行くなら早く行こう。」

とクールに龍太郎は、あたしに言っていた。


「ムカッ…。」
たくッ少しは、可愛く喜ぶ事ないわけ?


と急に人の気配一つしない場所でピタリと止まった。

そして龍太郎は、口を開いた。


「そんなに…喜んでほしい…???」

とあたしに問い掛けた。

「なら喜ぶよ。心からねぇ…^^」

と奇妙なスマイルを浮かべていた。

「ッ…ゴクリッ…。」

あたしは、ゴクリッと息を飲んだ。



「クスッ…可愛い^^」