恐る恐る近づいて

机にスクールカバンを置き、

教科書とかを整理した。

視線がして、隣を見ると

見透かすような目で私を

不思議そうに見ていた。


「なっ…何?」

「クスッ。」

男は笑いまた本へ目をやった。

この日からこいつの

印象が悪くなっていった。