「は?」
「いや、なんでもない…」
ボソッと呟いただけだったから、種香は聞こえなかったみたいだ。
「ふぅーん」
と私をチラリと見ただけだった。
その後は、普通に談笑。
イタリアの話とか……。
後、種香に絡んできた奴らの話……。
まるで、琉と話しているみたいに、普通に話が出来た。
話していて、わかったこと。
種香は面白い。
根は凄いいい奴で、周りが種香を恐がっているだけみたいだ。
話してみれば、最高の奴なのに。
友達に、なれたらいいのに…。
「……な、聞いてる?」
「え…」
しまった…!
すっかり自分の世界に入ってた…!


