白い薔薇



「……なぁ」


「なに?」


ずっと気になってたこと。


それは……、


「アルトに、何言われた?」


結構、過保護のとこあるから…。


心配なんだよな。


「あ、いや…なんか、「夏輝に変なことしたら、ぶっ殺す」だったかな」


…………。


頭痛くなってきた…。


「本当、すまない…」


「それほど、お前のことが大切なんじゃねぇの」


…………。


あれ。


なんか、嬉しい。


……なんで?


「羨ましいと思うけど、俺は」


「……羨ましい…」


私が呟くと、種香は頷く。


「俺、なんだかんだで有名だろ?で、そのせいで親に見捨てられたようなもんなんだよな」