「…ね、夏輝」
「…なに」
「ぶっちゃけ、種香くんのこと、どう思ってるの?」
……は?
そんなの、一つしかないだろ。
「変な奴」
「……え?」
「だから、変な奴」
私と普通に喋ってるんだ。
変な奴以外、どう評価すればいいんだ。
「そう……。でも、いい人に出会えたわね」
「……まぁ、な」
なんか、照れくさい。
ミヤ姉も、年に数回しか会わなかったけど、私の面倒をよくみてくれたし。
私に、ファミリーと琉、それにミヤ姉くらいしか気軽に話せる奴がいないのを知っているから、嬉しいんだろう。
ミヤ姉の微笑みが、胸にじんときた。


