アルトは、随分前から私といるから、私が周りからどんな扱いを受けているか知っている。
そのせいか、随分と私に関しては心配性になったものだ。
でも、白髪、赤目ということだけで周りから軽蔑されたりしてたもんだから、アルトがいていれて、すごい助かった。
アルトは、私の兄のような、頼りになる存在だ。
『アルト、聞いてくれよ』
『なんだ?』
きっと、声からして、今アルトは優しい表情をしていると思う。
お兄ちゃん、発動だ。
多分、この場にアルトがいたなら、頭を撫でられているだろう。
『今日、学校行ったら、普通に私に話し掛けてきた奴がいるんだ。おかしい奴だろ?』
私の声とは、思えないくらい、弾んでる。


