白い薔薇



「二年振り、なんだろ?だったら、俺に構わず話に花を咲かせろ」


「……」


こいつ、いい奴じゃん。


「あ」


「何」


「琉って、誰?」


そっか。


全然説明してなかったもんな。


「琉は、私の幼なじみ。で、ミヤ姉は琉のお姉さん。さっきは、琉の家に行ってたんだ」


生憎の留守だったけど。


琉とミヤ姉は、私がマフィアだってことを知っている。


だって、同盟結んでるんだもん。


だから、父さんも合わせてくれたわけで。


まあ、おわかりだろうが、うちとつるんでいるということは、そう。


琉の家は、極道だ。


まあ、悪い極道じゃないけど。