ああ。 これは夢ですか、神様。 カイもアタシのこと好きって… 好きって… そんなの嬉しすぎる!! 自然と顔がにやける。 「何にやけてんだよ。キモ」 カイがそんなアタシにつっこみを入れる。 「キモいとは何よぅ!」 こんなやりとり、物凄く久しぶりに感じる。 たいして時間は経ってない筈なのにね。 自然と顔がほころぶ。 「…でも俺も何かにやける。両想いとか、んなの初めてだし」 「初めて?」 「ああ。今までのはアソビだったしな」