リナはリナ。
他の誰でも無い。


それを確かめるかのように
私は体に傷をつける。


―イタイ、イタイ、イタイ
確かに体は泣き叫んでいた。


痛い。

感じる。


私は、ちゃんと生きてるの。


このつまらない世界の中で
私は確かに生きている。