「ねぇ…あんた達なんかあったの?」


検温の準備をしながら、私の耳元で亜希が囁いた。



てか、私が聞きたいくらいだし。


「さぁ?私に飽きたんじゃない?最初からからかってただけだと思うし。」


亜希の目をみずに答えると、


「ショック?」


と、聞かれて唖然としてしまう。