涼との電話を切って 私は学校へ向かった。 くだらない授業を受けて ただボーッと過ごす。 誰と喋るわけでもない。 それでも学校へ行くのは、高卒だけは・・・・・という気持ちが心のどこかにあるから。 就職するにしても、その方が有利だし。 ひとりで生きていくには 力がいる。