その時 「失礼します、晃太です」 という声が聞こえた。 「お目覚めになられたんですか?良かったですね」 「晃太、アレ持ってきたか?」 「あっ、はい。今、グラスに注ぎますね。」 と言って、 私に透明な液体を差し出した・・・・・・ 「なに、コレ?」 私が いかにも怪しんでますって感じに聞いたら、 「サイダーだよ。少し糖分とって落ち着いた方がいい。」 と、また優しく微笑んだ。