駆け寄って彼女を抱き抱えてビックリした。 ありえない程軽い・・・・・ 今にも折れてしまいそうな腕・・・・・ 抱き抱える手に 彼女のあばら骨があたるほど、痩せていた。 顔は青白く、閉じられたままの瞼の下には 昨日、今日に出来たのではない、深い色のクマが出来ていた・・・・・・ いいものか 悪いものか考える余裕もなく、 俺は彼女を 家に連れて帰ってしまった・・・・・