「きゃーーーーーーーーっ!よかったじゃ~ん、美紀」
「どうしよう、何て返信したらいい?ってかすぐ返信した方がいいかな!?」
「最初はやっぱ即返しでしょ。ちゃんと返事しな!」
「う、うん。わかった。ちょっとまってね……」
すぐさま返信ボタンを押してメールの内容を考える。
『メールありがとうございます。私も栄一さんとお会いできて嬉しかったですお食事、楽しみにしてますね』
「これで大丈夫かな?」
画面を見せて千佳に確認する。
「大丈夫だよ」
笑顔の千佳。その笑顔を確認してから送信ボタンを押した。

その夜、止まらないガールズトークに妄想は広がるばかりだった。