「「は……?」」



2人してすっとんきょうな声を出してしまった。



だってね‥
本棚の後ろに隠し通路とか……









ベタじゃね?




いや、
ベタだわ。




「桐谷さん…」


「入るぞ」


「やっぱりーーーっっ??」



もちろん私は無視。



どんどん中に入っていく桐谷さん。



「ちょ、待ってー!」





中に入る。



少しヒヤッとしてて肌寒いかも‥



「暗いな。気をつけろよ」


「はぃ」



階段を降りて行くと……