向井さんを除いた3人がため息をつく。



「伍未ちゃんも知ってるの?」


「ん?えぇ。何度か会ったわね。」


「ほー。」



会ってみたいかも…♪♪



「お前、会ってみたいかもとか思ってんだろ。」


「バレた?」


「アイツとは会わない方がいい。」


「なんで?」



幼なじみでしょ?



桐谷さんは眉にシワを寄せてる。



「冷泉と神は仲が悪いんだ。めちゃめちゃ。」



あぁ、
理解できた。



嫌いなのね。



向井さんに聞いて私は納得。



桐谷さんは嫌そうに、



「で?報告は?」



と、向井さんに聞いた。



「あ、悪ぃ②んでなー結論から言うと、席和夫と望月仁子はいないそうだ。」



「「は……??」」



え、意味わかんない。なんで!?
いるし、
どゆこと!!?



私が頭の中をぐるぐるさせていると…



「存在しないと言うことか…?」



桐谷さんがボソッと言った。



向井さんが頷く。



「正式には、存在していたわ。」



伍未ちゃんが言った。



存在していた…?
それって、
もしかして……