野球バカ




アタシたちが屋上に着いたとき、他の部活のマネが乾いた洗濯物を持って 出て行くときだった。


屋上にはアタシと先輩と洗濯物。


黙々と洗濯物を取り入れる。



アタシが洗濯物を取り終えたときには、先輩はすでに取り終えていて、柵からグラウンドを見ていた。



「……終わりました。」


アタシのコトを待っていたんだ。 勝手に一人で戻るのは失礼だろう。


明日・・・

ううん。

今日の部活が終わったら言わなくちゃ・・・



¨マネ 辞めます¨


って、先生に・・・