どれだけ抱き合っていたのだろう。



｢佳祐私も好き。｣私はずっと我慢してた言葉を言った。だけどもう遅いよ。



佳祐は｢ありがとう。亜子の気持ちが分かっただけでいい。｣



私は胸が苦しくならない。佳祐の事思うと苦しくて息が出来なくなるのに。大丈夫みたいだ。



｢佳祐胸が苦しくならないよ。佳祐の事思うと苦しくて息が出来なかったのに。｣


佳祐は又｢ごめん。｣と言う

私は続けた。｢佳祐の事は好き多分この先も、だけど光太を裏切る事は出来ない。光太はいつも私のそばにいて、私を守ってくれた。光太の思いに、私答えたいし好きになりたい。｣



涙が溢れる。佳祐大好きだよ。佳祐の腕の中にずっといたい。ずっと抱き締めていてほしい。



｢だから、佳祐私の事は忘れてね。佳祐は私の担任で私はその生徒だから。｣



私は佳祐の腕を振りほどいて、光太のとこに走った。


佳祐が｢亜子！｣と呼ぶのを無視して。