岬と二人で部室に行こうとすると、光太が来た。「何かあったら携帯へ電話しろ。すぐ行くから。」



「うん。ありがとうでも大丈夫だから。帰りは・・」と言うと、「駄目だ!待ってろ。」と言い残し光太は部活へ行ってしまった。



岬が私を見て、「光太は亜子しか見てないんだから。」


そこへ真理が来た。「二人とも何してんの?部活に遅れるよ。」



私たちは真理に背中を押されながら部室に行った。



私は着替えて弓道場にむかう。もう佳祐は来ていた。


弓道部員は三年生の男子が5人女子が3人、二年生は男子が2人女子は岬と真理と私の3人、一年は男子が5人だけだ。



三年生の部長田邊明人先輩が始まりのあいさつをした。


私は精神を統一して、矢を引く。思うようにはいかない。



何回かやって、いるうちに要約的に当たる。