もう私は一人ではないから、それに佳祐の両親もうちの親も、私の妊娠を喜んでくれた。



この事は岬と光太だけには話す事にした。


岬より光太の方が驚いていて、｢俺完全に無理じゃん。｣なんて言うから、岬に思い切り殴られた。



｢どこまで諦めが悪いんだろう。ﾊﾞｶだね光太は。｣


光太は頭をかきながらひたすら岬に誤っていた。


絶対光太は岬の尻にひかれるなと思った。


岬も光太も私たちを応援してくれると言った。


岬が私のお腹を触る。


｢まだ３ヶ月だから、見た目全然わからないよ。｣


｢でも半年とかするとお腹出て来るよね。大丈夫なの？｣



そうなんだよね。４月には７ヶ月になるからかなり目立つ。


隠し通せないかも知れない。


でも佳祐のお母さんも卒業式の時私と同じで、７ヶ月だったけどみんなには分からなかったようだ。