下駄箱の所で岬に会った。


岬が私の肩をポンと叩き「おはよう一緒のクラスだといいね。」



私は「うん」とうなづいた。


だって私はかなりの人見知りだから、まったく始めての人なんて話せない。



私は恐る恐る教室の方へ歩いて行った。



あった私の名前二年B組森島亜子。岬の名前は?



良かった又一緒だ。



岬と抱き合って喜んでいると、私は又肩を叩かれた。



「俺も又一緒だからよろしくな。」



その声は私の幼馴染み中嶋光太だった。



「又一緒なの?何で。」
と言う私に光太が、「何ではないでしょ嬉しい癖に。」と笑った。