みんなが沈黙の中、「私光太も岬もこんなに心配してくれて嬉しいよ。」


「そんな事気にしなくていいからね。」岬が私の肩を抱く。


「俺何してるんだか。教師なのに、教師は生徒守らなきゃいけないのに、亜子泣かせてばかりいる。」


「佳祐 。」


光太が、「もう少し二人で話合えよ。結論は急がなくていいじゃないか。」


「私もそう思う。亜子には足立先生と幸せになってもらいたい。私も光太も二人の事応援してるからね。」

「岬ありがとうね。」


「亜子俺には?」


「ごめん感謝してるよ。」


「中嶋も田中も本当にすまない。情けない俺許してくれよな。亜子ともう一度よく考えてみるよ。」


「亜子帰り俺の車で待ってて。」佳祐が車の鍵を渡す。


「分かった待ってるね。」