私が教室に戻ると岬と光太が来た。


「亜子なにがあったの?新井と足立真剣な顔してたよね。」


「笑わないで聞いてくれる。新井先生に告られた。」

「はぁ何それ? 」


「だから保健室で佳祐のいる前で言われた。」


光太が、「亜子どんだけ教師に好かれるだよ。」


笑いはいらないから。新井先生真剣だったし、断るにしてもいい加減な言い方できないしね。



光太が真顔で、「俺と付き合ってる事にすればいいじゃん。」


「えっそんな駄目だよ。」


岬が、「私もそれがいいとおもう。だって足立と付き合ってるとは、絶対いえないからね。」


それは出来ない。


でも光太には悪いし、とにかく今日帰って佳祐と相談しなきゃ。


後で佳祐にメールをして置こうと思った。