「おいおい亜子大胆だな。」と先生が笑う。


「まぁその元気なら大丈夫だ。」


「すみません。」と佳祐が頭を下げる。


「亜子はまだまだ子供だから、佳祐君の苦労が見えるよ。」


「先生ひどいよ。私もうすぐ17才になるのに。」


「そうか17才になるのか。もう結婚も出来るな。」


「先生ったら 。」もう顔が真っ赤だよ。


「なぁ亜子これは真面目な話しだから、これから二人が進もうとしている道は、消して楽しい事ばかりではない。

どんなに大変な事が起きても、お互い信じあっていれば気持ちが離れる事はない。
佳祐君ばかりに頼らず、亜子は自分で自分の道をしっかり歩まなくては駄目だからね。」



「はい 。」私は素直に頷いた。


そう私は私の力で自分の道を歩く、そのそばに佳祐はいつもいてね。