教室へ入ると光太が心配して「今日は部活を休んで早く帰ろうな。」



「いいよ光太は部活してよ。私一人で帰れるからね。」


光太は私を睨めつけ「駄目だ一緒に帰るから分かったな。」と言った。



岬がそばに来て、「いいな亜子には光太がいて。」



私は「光太は私の親みたいに口うるさいし、嫌になっちゃうよ。」



でも岬はそんな私に「亜子は贅沢だよカッコイイ光太君一人じめなんだからさ。」



私はちょっと驚いた。光太がカッコイイなんて以外だ。



よく見れば身長も180近いし顔もまぁいいかな?私はあまりにも近くにいすぎて分からなかったよ。



私が光太の顔を眺めていると、光太が「亜子俺に惚れたな。」



「そんな訳ないじゃん。」と私が言うと光太が、「俺は本気だから亜子の事好きだから。」



何でこんなとこで言うの?ここは教室で、昼休みでみんながいるのに。



私は無言のまま席についた。